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ガソリン臭

ガソリン臭のしくみ(その1):キャニスタについて

投稿記事 by けんだん » 2004/08/14(土) 11:54

ガソリン臭は、大別すると、二つあります。

ひとつは、フューエルライン上のどこかでガソリンが漏れているパターン
(これは修理が必要ですね)、もうひとつはそれ以外の、機構上の問題です。

機構上の問題は、蒸発したガソリンを回収して再利用するための、キャニスタと
呼ばれる装置にあります。

ガソリンタンク内に溜まる気化ガソリン(以下、気化ガス)が一定の圧力を超えると、
リリーフバルブを通して、キャニスタに送られます。キャニスタは、その気化ガスを
チャコールフィルタ(活性炭消臭材と同じね)で吸着する装置です。

吸着した気化ガスは、ECUがタイミングを見て、吸気側へ戻してやります
(このことを一般に“パージ”と呼んでいます)。

その一方で、キャニスタが吸着できる限界を超えると、気化ガソリンは、大気開放
されます(最近のホンダ車などは、一切、大気開放しませんが)。

この、大気開放された気化ガスが、ガソリン臭の大きな原因となっているようです。

(一方、大量のパージガスは、トルク落ちの原因の一つともなっているようです。)
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ガソリン臭のしくみ(その2):キャニスタが満タンになるまで

投稿記事 by けんだん » 2004/08/14(土) 11:56

キャニスタが吸着限界を迎えるパターンは、(これまた私が調べる限りでは)
二つに大別できます。

ひとつは、ガソリンの入れすぎによる、キャニスタへの生ガス流入、
もうひとつは、タンク内の温度上昇による、キャニスタの飽和です。

1.キャニスタへの生ガス流入
満タン、または満タンに近い状態で、クルマを振り回すと、揮発ガス回収用の
ルートから、キャニスタに生ガスが流れ込み、一発で飽和します。
逆に、満タンであっても、高速道路走行などでは、この状況は起こりにくいこと
になります。

2.タンク内の温度上昇
タンク内の温度が上昇しすぎることで、気化ガスが大量発生、キャニスタが根を上
げる、というパターンです。

実は、これも2つの要因が絡んでます。ひとつは、道路からの輻射熱により、
タンク内の温度が上昇するパターンです。

もうひとつは、エンジンの排熱によるものです。ガソリンは、タンクからインジェクタに
送られ、その余りがタンクに戻されます。もともとGOLFは、排気系とフューエルライン
が近いところにあるため、戻り分が程よく加熱されて、タンクに戻ってきます。
また、排気系の熱は、タンクも程よく暖めてくれるので、これにいっそう、拍車をかける
ことになります。

どちらの要因でも、ガソリンの温度が上がり、かつ、気化ガソリンの圧が上がる状態
を作るので、キャニスタにはどんどん気化ガスが蓄積することになります。
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テスト済/テスト中のガソリン臭対策

投稿記事 by けんだん » 2004/08/14(土) 11:57

まずは、守り(?)の対策・・・

・エアコンは内規循環に

・グリグリ走るなら、ガソリンを入り口ギリギリまで入れるのをやめましょう。
 生ガス流入の確率を下げられます。いったん流入すると、その日一日は、ガソリン臭が楽しめます。

・比較的、落ち着いた走りをするなら、ガソリンは多めに入れましょう。
 ただし、いったんタンク内が温まると、ガソリンが多いほうが、ガソリン臭発生の
 可能性は上がります。そのため、夏の渋滞時には、ガソリン臭を楽しめる確率が
 上がることになります。

つづいて、攻めの対策・・・

・キャニスタの大気開放口の延長
パイプをつけて伸ばします。一回目の対策では、効果は中程度。
停止時には、若干臭いが戻ってきます。やらないよりは、はる
かにマシでしょうか。

・排熱対策
排気系の断熱。これは、訳あって未着手。来夏に確認すること
になるでしょう。

・キャニスタ容量拡大
テラノ(N産)のキャニスタを入手、テスト待ち。
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BORA4Mでも

投稿記事 by gintateto » 2004/08/14(土) 12:12

同じみたい。

3772 Reply ガソリン臭根本対策ならず hama 2004/08/11 12:41

初代V64Mですが、毎年ガソリン臭に悩まされております
原因はチャコールキャニスターという部品の処理能力不足だそうで応急処置として、チャコルーキャニスターのリリーフ口を配管接続して後部座席後方に解放していますが、完全ではありません
セミモデルチェンジでガソリン循環方式が変わったらしく新しいモデルではこの問題は発生しないらしいのですが、どなたか旧モデルで効果的な根本対策をされた方がありましたらご教授願います
因みにパサートでは比べ物にならないくらい大きいチャコールキャニスターが後部座席後方に付いているそうです
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ついに体験

投稿記事 by マルボー » 2004/08/14(土) 12:14

今までガソリン臭と無縁でしたが、8/9の昼過ぎ渋滞中に発生しました。
と言っても、ややにおう程度でしたし、そこそこの速度になると感じません。
外気温度計は40度前後だったと思います。GAS残量は15L程度。高速を2時間走った後の一般道路で出ました。その後、給油(口までいっぱいに)しましたが、給油後は出ません。
私がGASのにおいを気にしないこともあるかもしれませんが、皆さんと同じなのかな?
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投稿記事 by KIYO » 2004/08/14(土) 17:50

燃料タンクにアルミ箔を貼るとか,断熱をすると効果あるかもしれませんね.
排気にサーモテープを巻くのもいいかも.
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私はいつも・・・

投稿記事 by hata » 2004/08/14(土) 19:16

ガソリン臭ですか~

私は昔からいつもと言うかほとんどエアコンを内気循環にしていますので
感じたことはありませんね。

特に街中では外の空気のほうが大型車の排気ガスの臭いがして嫌なので
内気ですね。(郊外では外気にしますが)

走行中には内気と外気をけっこうこまめに切り替えます。

おかげでウオッシャー液の臭いもほとんどしません。
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投稿記事 by KIYO » 2004/12/19(日) 18:36

北米仕様車はキャニスターがヨーロッパ仕様とは違う場所についているみたいです.どこについているのでしょう.
画像左端の緑の筒の隣に日本仕様ではチャコールキャニスターが着いていますが,北米仕様ではガランと空いています.
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北米は

投稿記事 by けんだん » 2004/12/19(日) 20:00

ガソリンの大気開放については、かなりうるさいし、罰則も厳しいですね。

ヨーロッパや、国内は、キャニスタから溢れ分を大気開放してますが、
北米では一切許されてませんね。

以前、トヨタが北米向けでうっかりやって(認証時と、販売時で違うパーツを使ってた)、
大変な問題になったことがあります。

ちなみに、国産車の国内向けでそれをやってるのはホンダだけだそうです
(イシカワさん情報:最近は、他もやってるかも、とも云ってました)。

ということで、ヨーロッパ仕様と、北米使用では、その辺の機構は違ってますし、
パージコントロール(キャニスタから、スロットルへガスを戻す:ECUが行います)
も大きく違いがあります。

で、北米仕様ですが・・・リヤのタンクのそばにあります。形状はまったく別物でふ。
ヨーロッパや、国内のものは、他のGOLFや鯔と同じ形状ですね。

マニュアルでは、「EVAP canister」とかかれてます>整備マニュアル持ってる方々
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投稿記事 by KIYO » 2004/12/19(日) 21:32

なるほど!
北米仕様のそれはスペアタイヤウェル下にあるこれですね.
北米仕様以外にはついていないのでしょうか.
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